30代で転職エージェントを使い倒した僕が、本当におすすめできるところだけ語る

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35歳、営業職。2回目の転職活動を終えたばかりの僕が、30代の転職エージェント選びについて正直に書いてみます。

1回目は31歳のとき。勢いで登録したエージェントに流されるまま、微妙な会社に入ってしまった苦い経験があります。2回目の転職では「同じ失敗は絶対しない」と決めて、エージェントを5社掛け持ちしました。その結果、年収が80万円アップ。ただ、そこに至るまでの道のりはけっこう泥臭かったんですよね。

この記事では、僕自身の失敗談と成功談を交えつつ、30代が転職エージェントを選ぶときに本当に見るべきポイントと、実際に使ってみてよかったサービスを紹介していきます。

31歳の転職で僕がやらかしたこと

最初の転職は完全に準備不足でした。

当時の僕は「とにかく今の会社を辞めたい」が先行していて、転職エージェントに登録した翌週にはもう面接を受けていた状態。担当のキャリアアドバイザーが提案してくれた求人を深く考えずに受けて、内定が出たら即承諾。冷静に考えれば、年収も前職とほぼ変わらないし、業務内容も似たようなもの。なんのために転職したのか、半年くらいで分からなくなりました。

振り返ると、エージェント選び以前に「自分が転職で何を実現したいか」を言語化できていなかったのが根本的な問題。ただ、それをちゃんと引き出してくれるエージェントと、ただ求人を流してくるだけのエージェントがいるのも事実です。

もうひとつ反省点を挙げると、1社しか登録しなかったこと。当時は「複数使うと管理が面倒」と思っていたんですが、比較対象がないって本当に危険。提案された求人が良いのか悪いのか、判断基準がゼロの状態で意思決定してしまうわけですから。

30代が転職エージェントを選ぶときに見るべきポイント

2回目の転職活動で学んだことを、そのまま書きます。

担当者の「質問力」で見極める

初回面談で「希望年収はいくらですか?」「どんな業界がいいですか?」しか聞いてこないアドバイザーは、ぶっちゃけハズレの可能性が高い。

僕が最終的に信頼したアドバイザーは、初回面談で「前職で一番しんどかった瞬間って何ですか?」「5年後に絶対やりたくないことは?」みたいな質問をしてきました。正直「めんどくさいな」と思ったんですけど、この深掘りがあったからこそ、自分でも気づいていなかった転職の軸が見えてきた。

30代の転職は20代と違って「ポテンシャル採用」がほぼない世界。だからこそ、自分の強みと市場価値を正確に把握させてくれる担当者かどうかが超重要です。面談の時間も、良いアドバイザーほど長い傾向がありました。僕の経験では、当たりの担当者は初回で60〜90分かけてくれた一方、イマイチな担当者は30分で切り上げようとしてきた。

求人の「量」より「提案の根拠」

1回目の転職では、登録した翌日に20件くらい求人が送られてきて「すごい、たくさん紹介してもらえる!」と喜んでいました。今思うと完全に間違い。

大量の求人を送ってくるエージェントは、とりあえず数を打って成約率を上げようとしているだけのケースが多いんですよね。2回目の転職で使ったエージェントは、初回面談後に紹介されたのは5件だけ。でも1件1件に「あなたの営業スタイルだとこの会社のカルチャーに合うと思う」「この会社は30代の中途を積極的に管理職候補として採っている」みたいな根拠がついていました。

結果的に、その5件のうち3件で書類が通って、2件内定。量より質とはまさにこのこと。

「業界特化型」と「総合型」の使い分け

これ、意外と語られないんですけど、30代の転職ではこの使い分けがけっこう効いてきます。

総合型(リクルートエージェント、dodaなど)は求人の幅が広いので、「業界を変えたい」「まだ方向性が固まっていない」という人に向いている。一方で、「今の業界でキャリアアップしたい」「専門職として深めたい」なら特化型のほうが話が早い。IT系ならレバテック、管理部門ならMS-Japan、外資ならJACリクルートメントといった具合。

僕は総合型を2社、特化型を3社で回しました。序盤は総合型で市場の全体像をつかんで、中盤から特化型に絞っていくイメージ。この組み合わせが個人的にはベストだった。

実際に使って良かった転職エージェントの特徴

具体的なサービス名を挙げていきます。あくまで僕個人の体験ベースなので、万人に当てはまるわけではないですが、参考にはなるはず。

大手総合型は、やっぱり求人数の多さが武器。僕の場合、リクルートエージェントで非公開求人を含めて業界を横断的にチェックできたのが大きかった。公開求人だけでも約40万件(2025年時点)という規模感は、他のサービスではなかなか真似できない。ただし担当者の当たり外れはあるので、合わないと感じたら遠慮なく変更を申し出るべき。僕は実際に1回変更してもらいました。変更後の担当者とは相性がよくて、レスポンスも早かったのでストレスが一気に減った。

dodaは求人検索とエージェントサービスが一体になっているのが地味に便利。自分でも求人を探しつつ、エージェントからの提案も受けられるので、「受け身になりすぎない転職活動」がしやすい印象です。あと、dodaの「年収査定」機能は使ってみる価値あり。自分の経歴を入力すると適正年収の目安が出るんですが、僕の場合は当時の年収より60万ほど高い数字が出て、「もっと上を狙っていいんだ」と背中を押されました。

個人的に一番推したいのがJACリクルートメント。30代で年収500万以上のゾーンを狙うなら、ここの専門性は頭ひとつ抜けている感覚がありました。担当者が企業の採用担当と直接やり取りしているので、「面接で何を聞かれるか」「どんな人材を本当に求めているか」の解像度が段違い。僕の年収80万アップは、正直JACの力が大きいです。

ひとつ注意点としては、JACはハイクラス寄りなので、現年収が400万円台以下だと紹介される求人が少ない場合がある。そのあたりは登録時の面談で率直に聞いてみるのがいいと思います。

ビズリーチはエージェントというよりスカウト型プラットフォームですが、30代で一定のキャリアがある人なら登録しておいて損はないかと。僕は週に3〜4件スカウトが届いていて、そこから2社と面談しました。自分の市場価値を客観的に測るツールとしても優秀。「こんな会社からスカウトが来るんだ」という発見が、転職活動のモチベーション維持にもつながりました。

30代の転職活動で「これだけはやっておけ」と思うこと

エージェント選びと同じくらい大事なのが、自分側の準備です。

まず職務経歴書は登録前に8割仕上げておく。エージェントに添削してもらう前提でも、たたき台がないと面談の質が下がります。僕は1回目の転職で「経歴書はエージェントが作ってくれるもの」と思い込んでいて、初回面談がグダグダになりました。2回目は事前にA4で3枚分の経歴書を用意していったので、面談の密度がまるで違った。

それから、最低3社は並行して使うのが鉄則。1社だけだと比較対象がなくて、提案された求人が本当に良いのか判断できない。かといって6社以上になると連絡の管理だけで疲弊するので、3〜5社がちょうどいいライン。

あと地味に大事なのが、転職活動の期限を決めること。「いい求人があれば…」というスタンスだとダラダラ長引く。僕は「3ヶ月以内に決める」と宣言してからギアが入りました。実際には2ヶ月半で内定承諾まで持っていけた。期限があると優先順位の判断も早くなります。

もうひとつ。面接対策はエージェント任せにしない。エージェントが模擬面接をしてくれることもあるけど、それだけで安心するのは危険です。僕は転職活動中、妻に毎晩「なんで転職したいの?」「あなたの強みは?」と質問してもらっていました。身近な人に説明して詰まるポイントは、面接でも詰まる。地味だけど効果は絶大でした。

35歳で2回目の転職を終えて思うこと

正直なところ、30代の転職は「怖い」という感情がつきまといます。

家庭がある人は特にそうだと思う。僕も妻に「また転職するの?」と言われたとき、胃がキリキリしました。でも、1回目の失敗を経験したからこそ言えるのは、「なんとなくの不満」で転職するのと「明確な目的」を持って転職するのでは、結果がまるで違うということ。

30代はまだキャリアの折り返し地点にも立っていない。動くなら早い方がいい、というのは転職市場のデータを見ても明らかで、35歳を超えると求人数がガクッと減るのは事実です。僕の場合、34歳時点の求人数と35歳時点を比べると体感で2〜3割は減った印象。

エージェント選びは確かに重要だけど、それ以上に大切なのは「自分がどうなりたいか」を言葉にすること。そこさえブレなければ、エージェントはあくまでツールとして最大限活用できるはずです。

転職って、人生の中でそう何度もあることじゃない。だからこそ、「あのとき動いてよかった」と思える選択をしてほしい。僕の経験が、30代で転職を考えている誰かの判断材料になればうれしいなと思っています。

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