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新卒1年半で会社辞めた時、親にめちゃくちゃ怒られました。
「せっかく就活頑張ったのに」「根性が足りない」「あんた何考えてるの」。実家に帰ったら母親に泣かれて、父親は無言。あの空気、今でも鮮明に覚えてます。
でも、あれから1年経った今。転職して本当によかった、と心の底から思ってます。
偉そうに語るつもりは全然なくて。ただ、当時の私みたいに「辞めたいけど怖い」「第二新卒って実際どうなの」ともやもやしてる人に、リアルな体験を届けたくて書いてみることにしました。
辞めたい、が止まらなかった日々
入社して半年くらいまでは、なんとかやれてたんです。研修も充実してたし、同期と愚痴を言い合いながら乗り越えてた。
変わったのは、配属先の上司が異動してきてから。
とにかく詰める人でした。数字が足りないと会議室に呼び出されて1時間。資料のフォントが気に入らないとやり直し。私だけじゃなくてチーム全体がピリピリしてたんですけど、新卒の私には逃げ場がなかった。
日曜の夜が来るのが怖かった。
朝起きると胃が痛い。
電車の中で涙が出そうになる。
それでも「まだ1年も経ってないのに辞めるなんて」と思って、歯を食いしばってました。友達に相談したら「もうちょっと頑張ってみなよ」って言われて、それもそうかなって。でも、体が限界のサインを出してるのに「頑張れ」って言葉、けっこうキツいんですよね。
“とりあえず3年”は本当か
「石の上にも三年」。これ、辞めたいって言うと必ず返ってくる言葉。
でも私、これに対してはちょっと反論したくて。3年って誰が決めたんでしょう。心身を壊しながら3年いて、その先に何が残るのかって話で。確かに短期離職はデメリットもあります。でも、合わない環境で消耗し続けて自信をなくした状態で転職活動するのと、まだ体力と気力が残ってるうちに動くの、どっちがマシかって考えたら答えは明らかだったんです。
実際、入社1年半の私でも転職先は見つかりました。第二新卒って枠がちゃんとあって、むしろ「若さ」と「素直さ」を評価してくれる会社は想像以上に多かった。
3年我慢しなくても大丈夫だった。少なくとも、私の場合は。
退職届を出した日のこと
2月の終わり、金曜日でした。
朝からずっとソワソワして、お昼ご飯も喉を通らなくて。定時後に上司のデスクまで行って「お話があります」って声をかけた瞬間、声が震えてたと思います。
意外だったのは、上司の反応。あの厳しい人が「そうか」とだけ言って、引き止めもしなかったんです。ちょっと拍子抜けしたし、正直「私ってその程度の存在だったんだ」と悲しくもなりました。でも今思えば、あっさり辞められたのは不幸中の幸いだったかな、と。
母に電話したときの会話は今でも忘れられません。
「辞めてきた」って言ったら5秒くらい沈黙があって。「……で、次はどうするの」って。怒鳴られると思ってたから逆にびっくりして、「これから考える」って正直に答えたら、「ちゃんと考えなさいよ」って。あのときの母の声、怒りよりも心配の色が強くて、電話切ったあと泣きました。
エージェントに泣きついた話
退職が3月末に決まって、そこからの動きはわりと早かったです。
3月の第1週に転職エージェント2社に登録。1社は大手の総合型、もう1社は第二新卒に強いと評判のところ。正直、自分みたいな経歴の浅い人間を相手にしてくれるのか不安だったけど、登録した翌日には面談の日程が来てホッとしました。
第二新卒向けのエージェントは、本当に心強かった。最初の面談で経歴を話したら、「1年半でも全然大丈夫ですよ」って言ってもらえて。お世辞だったかもしれないけど、あの一言で肩の力が抜けた。担当の方が同年代で、自分も第二新卒で転職した経験があるって話してくれたのも大きかったです。「私もそうだったんですよ」って言葉の説得力、半端なかった。
大手のほうは求人の数がとにかく多くて、視野を広げるのに役立ちました。「こんな業界もあるんだ」「この職種、面白そう」みたいな発見があって。ただ、担当者は忙しいのか返信が遅いことがあって、そこはちょっとモヤモヤしたかな、と。
結局、3月に登録して、4月に書類選考と面接をバタバタとこなして、5月の頭に内定をもらいました。約2ヶ月。思ったより早かったし、同時に「もっと早く動いてもよかった」とも思いました。
面接で聞かれたこと、正直に答えたこと
第二新卒の面接で一番怖かったのは、「なんで前の会社辞めたんですか」って質問。
これ、絶対聞かれます。
エージェントの担当さんには「ネガティブな理由はポジティブに言い換えましょう」ってアドバイスされたんですけど、私はそこまで上手に言い換えられなくて。結局、半分正直に話しました。「上司との関係がうまくいかなかった」とは言わずに、「自分の成長スピードと環境のミスマッチを感じた」くらいのニュアンスで。
嘘はつかない。でも全部はさらけ出さない。このバランスが難しかった。
面白かったのは、今の会社の面接官が「うちもけっこう厳しいよ?大丈夫?」って笑いながら聞いてきたこと。「厳しいのは大丈夫です、理不尽じゃなければ」って答えたら笑ってくれて。あの空気感で「ここがいいな」って直感的に思ったんですよね。
転職して変わったこと、変わらなかったこと
今の会社に入って約1年。変わったことはたくさんあります。
まず、日曜の夜が怖くなくなった。これが一番大きい。月曜の朝、普通に起きて普通に準備して普通に出社できる。この「普通」がどれだけ貴重か、前の職場にいた時は分からなかった。
仕事内容も自分に合ってます。前職は法人営業で数字に追われる毎日だったけど、今はカスタマーサクセスという職種で、お客さんの課題を一緒に解決していく仕事。ノルマがゼロではないけど、「売りつける」じゃなくて「伴走する」スタンスの会社なので、精神的な負担が全然違います。
年収は正直、ちょっと下がりました。前職が350万で、今が330万。20万のマイナス。でも残業が月平均40時間から15時間に減ったので、時給換算だと上がってる。何より、お金に換えられない「心の余裕」を手に入れた感覚があります。
変わらなかったこともあります。仕事で落ち込むことはあるし、人間関係で悩むこともある。転職したら全部バラ色になるわけじゃない。でも、前みたいに「逃げ場がない」とは思わなくなりました。「ここが合わなかったらまた動ける」という選択肢を持てていることが、心の支えになってるのかも。
あの頃の自分に伝えたいこと
偉そうなことは言えないです。転職して1年、まだまだ新人みたいなもので。
ただ、もし1年前の自分に会えるなら、こう言いたい。
「辞めるのは逃げじゃないよ」って。
辞めたあとに転職活動して、面接受けて、新しい環境に飛び込むって、相当エネルギーがいることです。逃げてる人にそんなパワーは出ない。だから、もし今「第二新卒で転職したいけど不安」って感じてる人がいたら、少なくとも情報収集だけはしてみてほしいなって思います。エージェントに登録するだけならタダだし、面談してみて「やっぱり今の会社で頑張る」って結論になったなら、それはそれでいい。
動いたという事実だけで、見える景色は変わるから。
大したアドバイスはできないけど、新卒1年半で辞めた私でもなんとかなったよ、ということだけは胸を張って言えます。迷ってる時間がもったいないとまでは言わないけど、迷ってるなら半歩だけ踏み出してみてもいいんじゃないかな、と。
